こんにちは、管理人のミャオです。
「資金3万円から毎月30万円が目指せる」と聞くと、少しだけ心が動いてしまう方も多いのではないでしょうか。
特に、在宅でできるメルカリ物販という言葉は、副業初心者の方にとって非常に魅力的に映ります。
しかし、こうした広告の多くは、実際の仕組みや費用、リスクを最後まで明かさないまま、LINE登録へと誘導されるケースが少なくありません。
本記事では、やべともえ氏の「メルカリ物販講座」について、
実際にLP(ランディングページ)とLINE登録の流れを確認したうえで、
その構造と注意点を冷静に検証していきます。
誰かを断罪するための記事ではありません。
あくまで「検討している方が後悔しないための材料」を提供することを目的としています。
【本記事の結論(先にまとめ)】
・やべともえ氏のメルカリ物販講座は、LINE登録後に動画と体験会へ誘導される構造の副業案件でした。
・LPやLINE上では、販売会社や価格、特定商取引法に基づく表記が確認できませんでした。
・そのため、現時点ではリスクを正確に判断できるだけの情報が不足している状態だと考えられます。
では、詳しく検証していきましょう。
用語解説(最初に知っておくとよいもの)
メルカリ卸仕入れとは
メルカリ卸仕入れとは、卸売(おろしうり)価格で仕入れた商品を、メルカリなどのフリマアプリで販売し、その差額で利益を得るビジネスモデルのことです。
一般的なメルカリ転売と違い、「仕入れ先が用意されている」「商品リサーチが不要」と説明されることが多い点が特徴です。
ただし、卸価格で仕入れられるかどうかや、実際に売れるかどうかは、
提供される仕組みやサポート内容に大きく左右されます。
主なキャッチコピーを抜粋
「資金3万円から毎月30万円稼げる」
「完全在宅で誰でも簡単に」
「商品リサーチも不要」
「メルカリ卸物販講座」
「特別セミナーを限定公開」
「1日体験会」
「通常価格1万円 → 限定20名無料」
一言でまとめると、「少額資金から高収入が目指せると訴求する、LINE誘導型のメルカリ物販講座」です。
「メルカリ物販講座」にLINE登録してみた
LPに表示されるLINE登録バナー

「LINEでプレゼントを受け取る」と書かれたオレンジ色のボタンで、LINE登録を促しています。
この時点では、
・販売会社
・価格
・サービスの詳細
などは明示されていませんでした。
LINE認証画面へ遷移

「やべともえ@メルカリ卸物販」という名称で、LINEの認証画面が表示されました。
提供者欄には「やべともえ」と記載されていますが、
法人名や会社名の表記はありません。
友だち追加画面

キャプション:
プロフィール写真に女性が写っており、
「やべともえ@メルカリ卸物販」と表示されています。
この画面では、
「未認証」
という表示がついていました。
これは、LINE社の審査を通過していない公式アカウントであることを意味します。
公式LINEのトーク画面

「このアカウントは未認証アカウントです。投資など金銭に関連するメッセージには十分注意してください。」という警告文が表示されていました。
LINE側が、金銭トラブルの可能性に注意を促している状態です。
動画視聴への誘導

トーク内で「メルカリ物販講座」の紹介動画を視聴するよう案内されます。
動画が設置されているLP

別のLPへ遷移し、動画の再生画面が表示されました。
この動画では、
やべともえ氏がLPに書かれている内容を、
そのままスライドを使って読み上げている形式でした。
新しい情報や、
価格、
運営会社、
リスク説明
といったものは、動画内でも追加されていませんでした。
1日体験会の申込バナー

通常価格1万円 → 限定20名無料」と書かれた、体験会への申込ボタンが設置されていました。
このボタンを押すことで、
さらに次のステップへ進む構造になっています。
検証をストップした理由
今回、ここで検証をストップした理由は、次の理由によります。
それは、この時点まで進んでも、以下の重要な情報が一切確認できなかったからです。
・販売会社名
・運営責任者の正式な氏名
・所在地
・電話番号
・メールアドレス
・実際の販売価格
・返金条件
・利用規約
これらは、ネットで有料サービスや講座を販売する際に、
法律上、必ず表示しなければならない情報です。
にもかかわらず、
体験会申込の段階まで進めても、
それらが一切分からない構造になっていました。
これは、
「判断材料を与えないまま申し込みを迫る」設計であり、
慎重な検討が難しくなるため、ここで止める判断をしました。
特定商取引法に基づく表記
いずれのページにも、
「特定商取引法に基づく表記」へのリンクや記載は見当たりませんでした。
そのため、以下の表はすべて 「不明」 となります。
| 項目 | 表記 |
|---|---|
| 販売会社名 | 不明 |
| 販売責任者名 | 不明 |
| 所在地 | 不明 |
| 電話番号 | 不明 |
| メールアドレス | 不明 |
この状態では、
法人番号の有無や、
会社の実在性、
設立年月日、
金融商品取引業者としての登録状況
を確認すること自体ができません。
つまり、
事業者の実体を確認できない状態で、金銭に関わる体験会や講座に誘導されている
という構造になります。
価格とサポートの実態
ここでは、
「メルカリ物販講座」のLPおよびLINE誘導後のページ
に基づき、確認できる範囲で整理します。
価格
現時点で、
正式な販売価格はどこにも記載されていませんでした。
表示されているのは、
「通常価格1万円 → 限定20名無料」
という
1日体験会の価格表記のみです。
この表現から、
体験会の後に有料講座や別の商品が案内される可能性が高いと推測されますが、
その金額や内容は事前に示されていません。
返金保証
返金保証の有無、
返金条件、
返金可能期間についての記載は、
LPおよびLINE内に存在しませんでした。
つまり、
申し込み後に「やっぱりやめたい」と思っても、
返金できるかどうかを事前に判断できない状態です。
サポート体制
サポートについても、
・メールサポートがあるのか
・LINE相談ができるのか
・Zoomサポートがあるのか
・期間は何日か
・回数制限はあるのか
といった具体的な説明は一切ありませんでした。
「誰でも簡単に」「完全在宅」という言葉はありますが、
困ったときに誰がどこまで対応してくれるのかは不明です。
バックエンド販売(追加の高額商品)
LPの構成が、
体験会 → 講座 → サポート
という段階的な流れになっていることから、
体験会の後に、より高額な講座やコンサルの案内が行われる可能性は高いと考えられます。
ただし、
その金額や内容は事前に開示されていません。
購入後のリスク
・サポートがいつまで続くのか
・教材がアップデートされるのか
・途中でサービスが終了した場合の対応
これらの情報も一切提示されていません。
そのため、
参加後の将来像がまったく見えない状態で申し込みを迫られる構造になっています。
本商材の本質的な問題点
ここでは、
他人の口コミではなく、
「メルカリ物販講座」そのものの設計と情報開示の仕方に着目して整理します。
1.運営主体が不明のまま勧誘されている点
販売会社名も責任者も分からない状態で、
体験会や講座へ誘導されています。
これは、
「誰と契約するのか分からないまま申し込みをさせる構造」であり、
トラブル時の相談先も不明確になります。
2.価格が最後まで開示されない点
副業講座で最も重要な情報のひとつが「価格」です。
にもかかわらず、
体験会の価格しか示されず、
本体の費用が伏せられたまま進行します。
これは、
心理的に断りにくい状況を作ってから金額を提示する手法です。
3.「簡単」「誰でも」を強調しすぎている点
「完全在宅で誰でも簡単に」「資金3万円で月30万円」という表現は、
物販ビジネスの現実と大きなギャップがあります。
仕入れ、在庫、価格競争、発送、クレーム対応など、
実際の物販には多くの作業とリスクが伴います。
それらがほとんど説明されていません。
4.動画が説明ではなく演出に使われている点
動画では、
LPの内容を読み上げるだけで、
具体的なノウハウや数字の裏付けは提示されませんでした。
これは、
「納得させるための動画」であり、「理解させるための動画」ではないという構造です。
5.特定商取引法の表記がない点
法律で義務付けられている事業者情報が表示されていないこと自体が、
大きなリスク要因です。
意図的であれ過失であれ、
購入者保護の仕組みが機能していない状態になります。
管理人なりの総合評価
以下は、あくまで内容+分析視点に基づく評価です。
特定の口コミには依存していません。
また、実際の効果を保証するものではありませんので、参考値としてご覧ください。
機能性
⬛⬛⬛⬜⬜⬜⬜⬜⬜⬜(3/10)
卸物販という仕組み自体は存在しますが、
本講座で何が提供されるのかが不明確なため、機能性を判断できませんでした。
初心者向き度
⬛⬛⬜⬜⬜⬜⬜⬜⬜⬜(2/10)
初心者向けをうたっていますが、
リスク説明やサポート内容がなく、
安心して始められる設計とは言いにくいです。
コストパフォーマンス
⬛⬛⬜⬜⬜⬜⬜⬜⬜⬜(2/10)
価格が開示されていないため、
費用に見合う内容かどうか判断できません。
リスク管理
⬛⬜⬜⬜⬜⬜⬜⬜⬜⬜(1/10)
運営者不明、返金条件不明という点で、
利用者側のリスクが非常に高い構造です。
総合スコア
⬛⬛⬛⬜⬜⬜⬜⬜⬜⬜(3/10)
仕組み以前に、
「判断に必要な情報が開示されていない」という点が大きく足を引っ張っています。
評判・評価
ここまで見てきたように、公式ページの時点でいくつかの注意点が見えてきます。
ここからは、私見に偏らないよう、実際に利用した人や、本商材に言及している第三者の評判や口コミ、更には公的機関等による関連ジャンル全体に向けた注意喚起などを含めて、理論と現実のギャップを検証していきます。
*引用は著作権に配慮し、要点のみ。必要最小限の範囲で引用元URLも添えて引用します。
① 消費者庁(副業トラブル全般)
『簡単にもうかる』『誰でもすぐに稼げる』などと勧誘され、高額な情報商材を購入したが、実際にはほとんどもうからなかったという相談が寄せられています。
② 国民生活センター(情報商材被害)
LINEやSNSで知り合った相手から副業を紹介され、高額なサポート契約を結ばされたが、約束された収入を得られないという相談が後を絶ちません。
③ 国民生活センター(無料セミナーの注意点)
『無料セミナー』や『体験会』をきっかけに、後から高額な契約を勧められるケースがあります。
④ 金融庁(儲け話全般)
元本保証や高収益を強調する勧誘には十分注意してください。
※上記は「メルカリ物販講座」そのものに対する注意喚起ではありません。
関連商材全般に対して、金融当局などが投資家保護の観点から注意を促している事例として引用しています。
ただし、今回の構造(LINE誘導・動画・体験会・価格非開示)は、これらの注意喚起と一致する点が多いことは事実です。
FAQ(よくある質問)
Q1.メルカリ物販講座は詐欺ですか。
A.現時点の情報だけでは断定できません。
ただし、運営者や価格が分からないまま申し込みを迫る構造には注意が必要です。
Q2.本当に3万円で30万円稼げますか。
A.その根拠や再現性はLPや動画では説明されていませんでした。
Q3.体験会は無料なので参加しても大丈夫ですか。
A.体験会自体が無料でも、その後に高額な講座を勧められるケースが多いため慎重に判断すべきです。
Q4.メルカリ物販自体は稼げないのですか。
A.メルカリ物販自体は実在するビジネスですが、成功には知識と作業量が必要です。
簡単に自動で稼げるものではありません。
Q5.安全な物販を始めるにはどうすればいいですか。
A.運営会社・価格・返金条件が明示された教材や、書籍・公的な情報から学ぶ方が安全性は高いです。
判断する際のチェックリスト
この「メルカリ物販講座」を検討する前に、
次の点をご自身で確認できているかをチェックしてみてください。
-
□ 販売会社名と責任者の実名が、公式ページに明記されていますか。
(誰と契約するのか分からないままお金を払う状態になっていませんか。) -
□ 特定商取引法に基づく表記が、すぐに確認できる場所にありますか。
(所在地、電話番号、メールアドレスが記載されていますか。) -
□ 本講座の正式な販売価格が、申し込み前に分かりますか。
(体験会の後にいくらかかるのか、事前に把握できていますか。) -
□ 返金保証の有無と条件が、文章で明確に書かれていますか。
(「満足できなかったら返金できる」などの根拠は示されていますか。) -
□ サポートの内容と期間が具体的に説明されていますか。
(LINEなのか、Zoomなのか、何回までなのかが分かりますか。) -
□ 「誰でも簡単」「必ず稼げる」といった表現に、現実的な説明が添えられていますか。
(失敗例やリスクも同時に説明されていますか。) -
□ 動画やセミナーで、具体的な仕入れ方法や数字の根拠が説明されていますか。
(ただの読み上げや雰囲気づくりになっていませんか。) -
□ 途中でやめたくなった場合の手続きが分かりますか。
(解約方法や問い合わせ先が確認できますか。) -
□ LINEアカウントが認証済みかどうか確認しましたか。
(未認証アカウントの場合、トラブル時の対応が弱くなることがあります。) -
□ 「今だけ」「限定」という言葉で、冷静な判断を妨げられていませんか。
一つでも不安が残る場合は、
いったん立ち止まることが大切です。
焦らず、情報が揃ってから判断しても遅くありません。
総括
やべともえ氏の「メルカリ物販講座」は、
メルカリ物販という実在するビジネスを題材にしながら、
その中身をほとんど見せないまま、LINEと動画と体験会で囲い込む構造を取っていました。
副業で本当に大切なのは、
「どれくらい稼げるか」よりも、
「何を、いくらで、誰から買うのかが、はっきりしているか」です。
今回の講座では、
販売会社も、責任者も、価格も、返金条件も分からないまま、
「まずは体験会へ」という流れだけが用意されていました。
これは、
良いサービスかどうかを判断するための材料が、意図的に後回しにされている状態とも言えます。
副業に挑戦したい気持ちがあるほど、
「今だけ」「限定」「誰でも簡単」という言葉に心が揺れやすくなります。
しかし、そこで一度立ち止まり、
本記事のチェックリストに照らして考えることが、
将来の後悔を防ぐ一番の方法です。
この「メルカリ物販講座」が、
あなたにとって本当に納得できる選択肢かどうかは、
情報がすべて開示された状態で、冷静に比較してから決めてください。
そのための材料として、
本記事が少しでもお役に立てば幸いです。
ここまでお読みいただき感謝いたします。
管理人 ミャオ

