合同会社ACT/小倉武史のFXcollege(FXカレッジ)は怪しい?年間2000pips・年利20%超えの謳い文句を検証

FX

こんにちは、管理人のミャオです。

「1日30分でできる低リスク資産運用」「年間2000pips・年利20%以上」──これがFX教材 FXcollege(FXカレッジ) のセールスコピーです。

販売者は 合同会社ACT/小倉武史 。
果たして、このような謳い文句は本当に信頼できるのか、それとも典型的な「怪しい投資商材」のパターンなのでしょうか。

本記事では、FXカレッジの評判・口コミ・問題点を総括し、投資初心者が注意すべきリスクを解説します。

FXとは
外国為替証拠金取引の略で、Foreign Exchangeの頭文字を取ったものです。異なる通貨ペアを売買し、その為替レートの変動によって利益を狙う取引です。外貨預金と似ていますが、FXは証拠金を利用して、預けた証拠金の何倍もの金額を取引できる「レバレッジ」という仕組みが特徴です。
主なキャッチコピーを抜粋

・1日30分 FXでの資産運用 年間2000pips以上 年利20%以上!

・入学者 400 人突破!

・ローリスク ローリターン ローパワー

・FX投資はリスクがあってはならない!

・FX初心者が勝ち続けるためのトレード

・1日30分副業

・FX相場の原理をマスター

・ステップ順に学べる教材

・コミュニティで質問し放題!

・場所問わず、どこでも使える教材

「1日30分の取引で、低リスクかつ年利20%以上を目指すFX教材+コミュニティ」です。

特定商取引法に基づく表記
販売会社 合同会社ACT
責任者名 小倉武史
所在地 群馬県館林市成島町704-3
電話番号 08033982291
メールアドレス takeshi29g@gmail.com
特定商取引法(特商法)は、インターネット上での取引きなどにおいて、事業者による違法・悪質な勧誘行為などを防止し、購入者の利益を保護することを目的に、事業者の氏名(名称)、住所、連絡先(電話番号)などの重要事項の表記を義務付け、また虚偽・誇大な広告を禁止する法律です。違反行為は、業務改善の指示や、業務停止命令・業務禁止命令の行政処分の対象となるほか、一部は罰則の対象にもなります。表記があれば問題ないというわけではありませんが、表記のない場合は規約違反を犯しているということになります。

法人番号は「7070003001833」です。

また、現時点で、「合同会社ACT(群馬県館林市成島町704-3)」の金融商品取引業者としての登録は確認できませんでした。

教材販売そのものは登録対象外ですが、対価を得て具体的な売買助言を行う場合は「投資助言・代理業」の登録が必要です。

登録の有無は投資家保護上の重要ポイントです。

金融庁も警告を発していますが、無登録で金融商品取引業を行う業者との取引は、トラブルに巻き込まれるリスクが高いうえ、追及は極めて困難なため注意が必要です。

 

所在地を辿ったところ、一軒家が表示されました。

また、法人にもかかわらず、連絡先として記載されているのは固定電話でなく、連絡が取れなくなるリスクが高い携帯電話番号のみです。

そして、メールアドレスがフリーメールアドレスです。

フリーメールアドレス(Gmail、Yahoo!メール、Outlook.comなど)は便利で無料というメリットがありますが、ビジネスで利用するには様々な弊害やリスクがあります。

評判・評価

『 合同会社ACT/小倉武史のFXcollege(FXカレッジ) 』の評判や口コミを調べている方は、「本当に稼げるのか?」「怪しい副業ではないか?」と不安を感じているのではないでしょうか。

ここでは、実際に利用した人のレビューや客観的な評価をもとに、その実態を整理してご紹介します。

正直の印象としては、特にこれと言って唸らせてくれるような手法は無さそうです。

殆どが書籍等で学べる基本的なことばかりでしょう。

「コミュニティで質問し放題」がこの商材の売りなのかも知れませんが、FX初心者ばかりの集まりから何が得られるのでしょうか?

初心者同士のコミュニティではトレード実践での質問も初心者同士で考えなければいけない状態ならば無意味だと思います。

しいていうのであれば、サポート期間が無期限という部分がその料金に見合わせている部分なのかと思われます。

総括

1. 「1日30分・低リスクで年利20%以上」の非現実性

FXはハイリスク・ハイリターンの代表格です。

年利20%以上を安定的に出すこと自体、プロのファンドマネージャーでも極めて困難です。

「低リスク」と「高利回り」を同時に保証するような表現は、金融庁も過去に注意喚起している典型的な誇大広告の一種です。

2. 実績の裏付けが不透明

年間2000pipsのトレード記録や根拠が公開されていません。

「勝率○%」「利益曲線」など、検証可能なデータが見当たらず、信憑性に欠けます。

3. 販売者情報の乏しさ

販売者は「合同会社ACT」と個人名(小倉武史氏)のみです。

金融取引業者としての登録やライセンス情報は確認できません。

合同会社は設立が容易で、資本金1円でも作れるため、信頼性の担保にはなりません。

4. 「誰でも簡単に稼げる」系の典型パターン

「初心者でも」「短時間で」「リスク低く」などは、情報商材でよく見られるキャッチコピーです。

実際には多くの購入者が再現できないケースが多く、トラブル相談も少なくありません。

5. 返金保証やサポートの不明瞭さ

購入後の返金可否について明確な記載がありません。

FX教材の場合、情報提供という性質から「返金不可」となることが一般的で、購入者に不利です。

 

ここまでお読みいただき感謝いたします。

本記事では『 合同会社ACT/小倉武史のFXcollege(FXカレッジ) 』の実際の評判や口コミを参考にしつつ、整理、検証いたしました。

FXcollege(FXカレッジ)は、典型的な「楽して稼げる」と錯覚させるタイプの教材です。
「1日30分で年利20%以上」などの宣伝文句は鵜呑みにせず、冷静に疑う姿勢が重要です。

投資に近道はありません。

時間をかけて正しく学ぶことこそが、長期的な資産形成の唯一の道です。

管理人 ミャオ

タイトルとURLをコピーしました