株式会社アドバンス/小林直樹の仮想通貨自動化システムCryptoAcademy「エンペラー」(24ヶ月)を冷静に見つめる

仮想通貨

こんにちは、管理人のミャオです。
本記事では、仮想通貨の自動取引システム「エンペラー」に関して、華やかな宣伝文句の裏に潜むリスクや疑問点を、徹底説明いたします。

仮想通貨とは

仮想通貨とは、インターネット上でやり取りされる電子的な通貨のことで、暗号技術によってセキュリティが保たれています。

ビットコインやイーサリアムなどが代表的で、従来の金融システムとは異なる特徴を持つことから、代替手段として注目されています。

主なキャッチコピーを抜粋

・これまでひた隠しにしてきた 初公開の革命的コミュニティ!

・寝ている間も動き続ける 初公開の完全自動化プランあり!

・280人/280人が結果を出した※全て証拠あり

・2週間無料お試しキャンペーン中!

・参加者1名対講師+スタッフ10名の個別コミュニティ

仮想通貨の“学習・支援コミュニティ”に、作業代行型の自動化オプション(エアドロ申請などの代行)を付けて訴求する情報商材です。

特定商取引法に基づく表記
販売会社 株式会社アドバンス
責任者名 小林直樹
所在地 東京都港区虎ノ門3丁目18番6号 朝日虎ノ門マンション614号室
電話番号 03-6824-5795
メールアドレス centurionweapon@gmail.com
特定商取引法(特商法)は、インターネット上での取引きなどにおいて、事業者による違法・悪質な勧誘行為などを防止し、購入者の利益を保護することを目的に、事業者の氏名(名称)、住所、連絡先(電話番号)などの重要事項の表記を義務付け、また虚偽・誇大な広告を禁止する法律です。違反行為は、業務改善の指示や、業務停止命令・業務禁止命令の行政処分の対象となるほか、一部は罰則の対象にもなります。表記があれば問題ないというわけではありませんが、表記のない場合は規約違反を犯しているということになります。

特商法表記は画像形式でテキスト検索を回避する形になっています。

検索エンジン対策(自分たちの身元情報が“検索でつながる”ことを避けたいため)として意図的である可能性を疑わざるを得ません。

法人番号は「1011001123119」です。
設立年月日は2018年7月5日です。

特商法に記載された所在地を辿ったところ、地上9階建てのマンションが表示されました。

また、メールアドレスがフリーメールアドレスです。
フリーメールアドレス(Gmail、Yahoo!メール、Outlook.comなど)は便利で無料というメリットがありますが、ビジネスで利用するには様々な弊害やリスクがあります。

評判・評価

しかもしかも、、追加オプション『エンペラー』を使用すれば、その収益性はさらに倍。

10万円が1年後には1200万円になっているとしています。

年利12000%の爆益

結果から言って残念ながらクリプトアカデミーはオススメできません。
というのもかなり悪評が漂っている案件なんですよね

2ch(ちゃんねる)見ると『インチキ』って声もあるんだよねぇ。

確かに、ネットで販売されている情報、怪しいし・・・

ネット上では「エンペラーは忙しい人にも向いている」「放置で利益が出るかも」のような好意的な口コミも少なくありません。

一方で、「思ったほど利益が出ない」「リスクの説明が十分でない」「費用が高い割に中身が見えにくい」という批判的な声も散見されます。

こうした両側の意見が混在するゆえに、内容を精査することがとても重要です。

総括
利益の保証が曖昧

宣伝では「自動で利益が出る」「大きな収益が可能」などの表現がありますが、「必ず利益が出る」という説明はありません。

仮想通貨取引には価格が大きく変動するリスク(値段が上下する不確実性)がつきものなので、「成果が常に出る」と信じるのは危険です。

コストと契約期間の重さ

このプランは24ヶ月(=2年)契約という長期間です。

長期契約だと、その期間中に市場環境が大きく変わった場合でも契約を解除しにくく、損失が長期間続く可能性があります。

また、手数料・月額費用がどの程度発生するかが不明瞭なことがあります。

隠れたコスト(追加料金等)がないか、先に確認すべきです。

透明性(見える化)の不足

どのアルゴリズム(売買の自動判断ルール)を使っているのか、過去の成績を具体的にどう算出しているか、「損失が出た月」のデータなどの開示が不十分です。

初心者には「どのくらい損をする可能性があるか」が見えにくいため、判断を誤りやすいです。

過度な期待を煽る表現

「完全放置」「軍資金が少なくても十分」など、初心者にとって魅力的な表現が多いですが、これらが現実を過度に単純化している可能性があります。

実際には、設定の調整や市場の監視が必要な場面も多く、「放置=何もしなくてOK」という誤解を生む恐れがあります。

リスクの説明が限定的

ページには「価格変動リスクがあります」などの注意書きがありますが、それがどのくらい起こりうるか、また損害発生時の責任範囲(誰がどこまでリスクを負うか)が明確でない部分があります。

初心者はリスクを過小評価しやすいため、より詳細な情報開示が必要です。

サポート体制の不明瞭さ

「個別サポート」「問い合わせ可」などの表記がありますが、実際にどのような対応がどの程度迅速にされるか、過去の利用者の声で「サポートに時間がかかった」「返事が来ない」などの口コミがあるかどうかはあまり見られません。

サポートをあてにしすぎると、思わぬ不満が残る可能性があります。

契約解除・返金ポリシーの曖昧さ

長期契約であるため、途中で「やめたい」と思ったときにどうなるか(解約料・返金の可否など)が明確でないことがあります。

特に「無料お試し期間」の後の扱いや、「途中解約時の費用」が重くなる可能性があります。

過去データが未来を保証しない

宣伝では過去の実績が強調されることがあります。

しかし、仮想通貨市場は規制・制度・技術・世界情勢などに左右されやすいので、過去の成功がそのまま将来も続くとは限りません。

新しい事件・規制変更で大きく状況が変わることがあります。

 

ここまでお読みいただき感謝いたします。

仮想通貨自動化システム「エンペラー」は、「初心者でも手軽に」「自動で利益を」という魅力的なキャッチコピーが並び、市場の期待を集めています。

しかしその分、契約期間の長さやコストの不透明さ、リスク説明の限定性など、慎重に確認すべき問題点も多いです。

もしこのようなサービスを利用されるなら、まず少額から試す、契約内容を細かく読み込む、口コミや他ユーザーの体験を調べる――こうした「予防策」を取ることが、後悔を防ぐ鍵となります。

自動化への期待を抱くのは自然ですが、「幻想」に陥らないよう、現実的な視点を持って判断なさってください。

管理人 ミャオ

タイトルとURLをコピーしました