株式会社ベアードライン/熊木章人の輝は信頼できる?

FX

こんにちは、管理人のミャオです。

さて、今回は『 株式会社ベアードライン/熊木章人の輝 』という商材について取り上げたいと思います。

FXとは

外国為替証拠金取引の略で、Foreign Exchangeの頭文字を取ったものです。異なる通貨ペアを売買し、その為替レートの変動によって利益を狙う取引です。外貨預金と似ていますが、FXは証拠金を利用して、預けた証拠金の何倍もの金額を取引できる「レバレッジ」という仕組みが特徴です。

主なキャッチコピーを抜粋
FXが初めてでも 安心の 基礎講座
無期限・無制限 の メールサポート
200万円から2億円へ、その裏にあった13年間
理論的に優位性が生まれるポイントを理解する
それは大口の投資家(=機関投資家)が本気で仕掛けてきたポイントです
時間足に縛られない設計とのことです。
特定商取引法に基づく表記
販売会社 株式会社ベアードライン
責任者名 熊木章人
所在地 東京都台東区上野6丁目1番6号 御徒町グリーンハイツ1005
電話番号 090-2304-0694
メールアドレス takkiakk@gmail.com / puusanak@yahoo.co.jp
特定商取引法(特商法)は、インターネット上での取引きなどにおいて、事業者による違法・悪質な勧誘行為などを防止し、購入者の利益を保護することを目的に、事業者の氏名(名称)、住所、連絡先(電話番号)などの重要事項の表記を義務付け、また虚偽・誇大な広告を禁止する法律です。違反行為は、業務改善の指示や、業務停止命令・業務禁止命令の行政処分の対象となるほか、一部は罰則の対象にもなります。表記があれば問題ないというわけではありませんが、表記のない場合は規約違反を犯しているということになります。

法人番号指定年月日は平成27年10月5日です。

ちなみに、法人番号の指定は平成27年(2015年)10月5日から始まった制度です。

実際の法人設立年月日は不明です。

特商法に記載された所在地「東京都台東区上野6丁目1番6号 御徒町グリーンハイツ1005」をGoogleストリートビューで確認すると以下の建物が表示されます。

こちらは、バーチャルオフィスです。

住所貸しサービスを利用したバーチャルオフィスですので、この場所に会社の運営実態はありません。

また、法人にもかかわらず、連絡先として記載されているのは固定電話でなく、連絡が取れなくなるリスクが高い携帯電話番号のみです。

そして、メールアドレスがフリーメールアドレスです。
フリーメールアドレス(Gmail、Yahoo!メール、Outlook.comなど)は便利で無料というメリットがありますが、ビジネスで利用するには様々な弊害やリスクがあります。

評判・評価
参考にできそうなコメントを抜粋してみました。
トレードスタイルは4時間足を使ったスイングトレードで、インディケーターは使わずローソク足にラインを引くだけというシンプルなものだけど、正直ダウ理論に毛が生えた程度の内容で、ここでしか学べないものではない。探せば似たような情報はネットで拾える。

FXぷーさん式トレードマニュアル輝では、勝率が4割前後。

つまり逆に言えば惜敗率は6割前後に及びます。

総括
まず、現時点で「株式会社ベアードライン」かつ「熊木章人」の名義で金融商品取引業者としての登録が確認できません。

本商材は投資タイミングの指示をするソフトウエアであり、それを販売をする行為ですので、金融商品取引業者に該当する可能性があります。

その場合、金融庁に金融商品取引業者として、登録を受ける必要があります。

しかし、現時点で、販売者の登録が確認できません。

よって、金融商品取引法に抵触している可能性があります。

※厳密に違法かどうかについては、監督庁の個別判断になります。

金融庁も警告を発していますが、無登録で金融商品取引業を行う業者との取引は、トラブルに巻き込まれるリスクが高いうえ、追及は極めて困難なため注意が必要です。

 

また、特商法に記載されている会社所在地が、運営実態のないバーチャルオフィス。

その電話番号は、法人にもかかわらず連絡が取れなくなるリスクが高い携帯電話番号のみ。

メールアドレスにしても、ビジネスで利用するには様々な弊害やリスクがあるフリーメールアドレス。

信用度はかなり低いと言わざるを得ません。

 

そして、なんと本商材の販売ページ内には、「バックテスト」と「フォワードテスト」のデータの提示が一切ありません。

バックテストとフォワードテストのデータの提示は販売者として、その商材の信頼性を証明する、最低限かつ最重要の”責務”です。

その提示がないということは、販売者自ら「証明できない=有効性がない」と認めていると断じざるを得ません。

バックテストとは
過去の相場データを用いて、特定の取引ルール(ロジック)がどれだけのパフォーマンスを発揮したかをシミュレーションすることです。
*過去のデータは将来の相場を保証するものではありません。過去にうまくいった戦略が、今後も通用するとは限りません。
フォワードテストとは
バックテストで有効性が確認された取引ルールを、実際の相場で小ロット(少額)で運用し、そのパフォーマンスを検証することです。
*過去のデータをすべて知っているバックテストと異なり、フォワードテストは未来の相場でテストするため、損失が出る可能性があります。

両者は、単独で行うのではなく、組み合わせて使うことで、より信頼性の高い取引ルールを構築できます。
この二段階の検証を経て、初めて本格的な実運用へと移行するのが一般的です。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
管理人 ミャオ

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