「合同会社チャーズ/ボウズのB.M.Xオンライン」が抱える本質的課題とは

せどり・転売

こんにちは、管理人のミャオです。

本記事では、せどりノウハウ商材「合同会社チャーズ/ボウズのB.M.Xオンライン」を、表の宣伝文句だけでなく、契約内容・仕組み・返金規定などの“見える部分”を中心に精査し、「手を出す前に知っておくべき問題点」を整理します。

後悔を防ぐためにも、ぜひご一読ください。

せどりとは

商品を安く仕入れて高く売ることで、その差額を利益とするビジネスです。

特に、古本やCD、DVD、ゲームソフトなど、比較的安価で手に入る商品を対象に、インターネットオークションやフリマサイトなどで転売する商行為です。

また、せどりを行うには、古物営業法に基づき、古物商許可が必要になる場合があります。

特に、中古品を扱う場合は注意が必要です。

主なキャッチコピーを抜粋

・仕入れ情報 月間1200点をお約束

・あなたを激変させる超実践型本せどりコミュニティ

・業界初とも言える手厚いサポートのせどりコミュニティに興味はありませんか?

・本せどりで稼ぐなら No.1 の環境!

・Web勉強会(ZOOMにて実施)

・リアル勉強会(東京、大阪、名古屋)

・精鋭スタッフにより完全サポート

「ブックオフ本せどりのための有料オンラインコミュニティ(仕入れ情報の大量配信・勉強会・スタッフサポート・返金保証付き)」です。

特定商取引法に基づく表記
販売会社 合同会社チャーズ
責任者名
所在地 岡山県岡山市北区久米349
電話番号 090-2299-7424
メールアドレス bouzu05@gmail.com
販売価格 初月19,800円  翌月以降9,800円
特定商取引法(特商法)は、インターネット上での取引きなどにおいて、事業者による違法・悪質な勧誘行為などを防止し、購入者の利益を保護することを目的に、事業者の氏名(名称)、住所、連絡先(電話番号)などの重要事項の表記を義務付け、また虚偽・誇大な広告を禁止する法律です。違反行為は、業務改善の指示や、業務停止命令・業務禁止命令の行政処分の対象となるほか、一部は罰則の対象にもなります。表記があれば問題ないというわけではありませんが、表記のない場合は規約違反を犯しているということになります。

法人番号は「1260003003642」です。

設立年月日は2021年8月5日です。

特商法には責任者名が記載されていません。

特商法では「販売業者の氏名または名称、住所、電話番号」を明示する義務があります。

責任者名が書かれていない、あるいは会社名だけしかない場合は、販売者の身元が不明確になり、トラブル時の連絡や法的責任の所在が曖昧になります。

消費者保護の観点:
・購入者が返金やクレーム対応を求める際、責任者が明示されていないと対応が不透明になりやすい
・「記載しない」こと自体が、事業者の信頼性に疑問を持たれる要因になる
・行政指導の対象となることもあり得る

特商法に記載された所在地を辿ったところ、一軒家が表示されました。

また、法人にもかかわらず、連絡先として記載されているのは固定電話でなく、連絡が取れなくなるリスクが高い携帯電話番号のみです。

また、メールアドレスがフリーメールアドレスです。

フリーメールアドレス(Gmail、Yahoo!メール、Outlook.comなど)は便利で無料というメリットがありますが、ビジネスで利用するには様々な弊害やリスクがあります。

(独自ドメインメールとは、@あなたの会社名.com のように、自分で取得したドメインを使ったメールアドレスのことです)

本商材の本質的な問題点
1)継続課金の負担が見過ごされがち

月額9,800円という金額が定常的に発生します。

始めは「まず1ヶ月だけ」のつもりでも、解約を忘れると無駄なコストを払い続ける可能性があります。

2)返金対象が非常に限定的

“実践後7日以内”という短い期間、かつ“入会金のみ”返金という条件です。

つまり、月会費やそのほかのサービス分は返ってこない可能性が高いです。

実践=何をやるかが曖昧なため、この「実践後7日以内」のラインがどこか分かりにくい点も問題です。

3)「利益・効果」が保証されていない

サイトに「表現や再現性には個人差があり、利益や効果を保証したものではございません」と明言されています。
「この商材を使えば稼げる」という期待を持ちがちですが、それが前提ではない、との注意書きがあります。

4)情報の具体性・透明性の不足

公開されているページには、どのような内容(教材・ツール等)が含まれているかの詳細があまり記されていません(例:どの程度のノウハウ、実践例など)。

内容が不明瞭な点は、購入判断を難しくします。

5)返品不可・販売数量制限なし

商品の性質上、自分との相性や進め方によっては合わない可能性がありますが、返品が原則不可とされており、購入後のリスクが大きいです。

6)解約手続きの煩雑さの可能性

解約は“次回継続決済日の前日までに”とされていますが、手続き方法(どの連絡先を使うか、申し込み時の規約詳細)が限定されており、忘れてしまうと課金が続く恐れがあります。

7)価格に対するコストパフォーマンスの不確実性

高額な月額料金を支払う価値が、実際に得られるノウハウ・成果と比べて見合うかは不明です。

何をどのくらい稼げるか、どのくらい時間をかけるかなどが明確でないため、“思ったより負担が大きかった”と感じるリスクがあります。

8)契約内容・規約の読み込みの必要性

自動継続決済などの仕組みがあるため、契約時の規約や支払いサイクル、いつまでに解約申請すれば良いか等を正確に理解しないと意図しない支払いを続けてしまう恐れがあります。

評判・評価

ここまで見てきたように、公式ページの時点でいくつかの注意点が見えてきます。

ここからは、実際に利用した人の評判や口コミを踏まえながら、理論と現実のギャップを検証していきましょう。

どんなにサポートがあったところで、薄利多売になりがちな本せどり

毎月渡される商品の旬はすでに1ヶ月前のもの

返金保証の条件に実勉強会の参加が必須となっているのが気になります。

総括

本商材「B.M.Xオンライン」は、魅力的に見える部分(稼げるかもしれないノウハウ・月額制で継続サポートが受けられる期待など)を含んでいます。

しかし、公開情報から分かる範囲でも、コスト負担・継続課金・返金条件・情報の透明性など、“損をする可能性が高いポイント”が多数存在します。

もし購入を検討されるなら、最初に小さな期間(例:1ヶ月)だけ試す、解約条件を契約前に書面等で確認する、他の類似商材と比較するなど、慎重なステップを取ることを強くお勧めします。

ここまでお読みいただき感謝いたします。

管理人 ミャオ

タイトルとURLをコピーしました