三分で見抜く副業LPの落とし穴。フッターとことば選びで安全度を測る保存版。

コラム

こんにちは、管理人のミャオです。

本記事は、はじめて副業情報を調べる方が、強い訴求に流されず、安全に判断するための一次チェックをまとめた保存版です。
スマホで三分あれば実践できます。
専門用語には簡単な注釈を添えますので、ご自身のペースでお読みください。

まずはフッターを見るだけで八割わかります

ページ最下部に「特定商取引法に基づく表記」「運営者情報」「プライバシーポリシー」「利用規約」が並んでいるかを見ます。
どれか一つでも見当たらない場合は、購入判断の前提となる情報が不足しています。
住所は番地まで、責任者名は明記、連絡先は電話を含むか。
この三点は最初の関門です。

◎ 法定表示が揃っている良い例
特定商取引法に基づく表記
運営者情報
プライバシーポリシー
利用規約
Copyright © Example Inc. All rights reserved.
図:フッターに法定表示リンクが揃っている例(緑)。読者がいつでも確認できるよう、明確な導線が用意されています。
× 法定表示が見当たらない悪い例
Copyright © Example Inc. All right reserved.
※ 特商法・運営者情報・プライバシー・利用規約の導線が見当たりません。
図:フッターに法定表示がない例(赤)。運営主体や規約類が確認できず、リスクが高まります。

危険な言い切り表現をメモします

毎日◯万円、誰でも、完全、ゼロリスク、即金。
こうした“確実さ”を強く印象づける表現は、条件が小さな文字に分散されていることがあります。
金額や期間が具体的でも、前提条件と例外が同じページに丁寧にまとまっているかを確かめます。

画像や動画は「字幕=約束」ではありません

動画の字幕やスライドは広告の強調表現であることが多いです。
約款や規約のような法的説明ではありません。
約束の根拠は、規約や特商法ページの文字情報にあります。
字幕だけで判断せず、読み返せる文章に裏づけがあるかまでたどる意識が大切です。

段階登録は慎重に進めます

メール登録から、外部サイトや体験版サイトへ誘導される設計は珍しくありません。
この段階で「価格」「返金」「サポート」の三点が見えない場合は、いったん止めてもかまいません。
登録そのものが契約ではないため、無理に先へ進む必要はありません。

証拠のスクリーンショットは“全景+拡大”で残せばあとで自分を助けます

全景はヘッダーからフッターまでが分かるように、拡大は金額や条件の周辺を原寸で残します。
メールやID、URLのトークン(?以降の識別子)は必ずモザイクを入れます。
URLと時刻が写っていると、後から再現しやすくなります。

検証をストップする理由

販売者情報や条件の開示が確認できない段階で、個人情報や費用を伴う手続きに進むことは、安全を担保できません。
まずは、一次チェックに絞り、無理に先へ進まない方針を推奨いたします。
安全第一でいきましょう。

FAQ(よくある質問)

Q. フッターに何もなくても安全な場合はありますか。
A. まったく無いのは珍しいため、確認できるまでは慎重に考えるのが無難です。

Q. 返金やサポートの情報はどこで確認できますか。
A. 重要な条件は、特商法や利用規約、Q&Aのページにまとまっているのが望ましいです。
登録後にしか見られない場合は、判断材料が不足しています。

Q. 外部サイトに誘導されました。続けても良いですか。
A. 価格、返金、サポートの三点が見えるまで、先へ進まない選択が安全です。
無理に進む必要はありません。

相談・通報先メモ(国内)

  • 消費者ホットライン:188(いやや) → 最寄りの消費生活センターにつながります。
  • 警察相談専用電話:#9110 → トラブルや不安を感じたときの相談窓口です。

緊急性がある場合は、ためらわず110へ。

締めのひとこと

焦らず、比べて、記録を残す。
この三つだけで、判断の質は大きく上がります。
迷いが残るときは、いったん距離を置くことが最善です。

ここまでお読みいただき感謝いたします。

管理人 ミャオ

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