株式会社TED/ミリアカ事務局/タイチのミリアカ/アチーブメントコースの気をつけたい注意点は?

FX

こんにちは、管理人のミャオです。
「月利10%は決して難しくない」「特別価格は今だけ」——投資初心者ほど心が動く文句ですよね。

本記事では、株式会社TEDが運営する「ミリアカ(アチーブメントコース)」の指摘できるリスクや注意点を整理しました。

誇大に見えやすい表現や価格表記のゆれ、返金可否など、申込み前に知っておきたい論点を徹底解説します。

FXとは

外国為替証拠金取引の略で、Foreign Exchangeの頭文字を取ったものです。

異なる通貨ペアを売買し、その為替レートの変動によって利益を狙う取引です。

外貨預金と似ていますが、FXは証拠金を利用して、預けた証拠金の何倍もの金額を取引できる「レバレッジ」という仕組みが特徴です。

主なキャッチコピーを抜粋

・“負けないトレーダー”を育成するFXの専門学校 ミリアカ

・「成果が出ない」「学ぶための時間的余裕が無い」「老後や社会保障に不安がある」を劇的に解消します!

・国際テクニカルアナリスト タイチによる 体系立てられたカリキュラム

・会員同士が繋がり 切磋琢磨できる環境

・初学者も確実に ステップアップできる 充実のサポート体制

オンライン完結のFX学習プログラム(講義・定期WEBセミナー・週2回の相場レポート・コミュニティをセットにしたカリキュラム/概ね12か月の学習ロードマップ)です。

特定商取引法に基づく表記
サービス名 ミリアカ アチーブメントコース
運営会社 株式会社TED ミリアカ事務局
所在地 札幌市豊平区福住1条3丁目3-16
電話番号 011-600-0866
Eメール info@millionaire-fx.com
特定商取引法(特商法)は、インターネット上での取引きなどにおいて、事業者による違法・悪質な勧誘行為などを防止し、購入者の利益を保護することを目的に、事業者の氏名(名称)、住所、連絡先(電話番号)などの重要事項の表記を義務付け、また虚偽・誇大な広告を禁止する法律です。違反行為は、業務改善の指示や、業務停止命令・業務禁止命令の行政処分の対象となるほか、一部は罰則の対象にもなります。表記があれば問題ないというわけではありませんが、表記のない場合は規約違反を犯しているということになります。

法人番号は「1430001041981」です。

設立年月日は「2009年12月14日」です。

また、現時点で「株式会社TED」の金融商品取引業者としての登録は確認できません。

「FXスクール」「教育サービス」は登録の要否が直ちに生じる業態ではありませんが、有償で具体的な売買助言を業として行う場合は「投資助言・代理業」等の登録対象になり得ます。

特商法の所在地を辿ったところ、一軒家が表示されました。

評判・評価

投資スクールの評価は、キャッチーな実績訴求よりも、価格の妥当性と根拠の透明性で決まります。

本稿では「ミリアカ(アチーブメントコース)」について、ネット上の声を最小限引用しつつ、論点を整理します。

販売ページでは10万円を月利10%で複利運用した場合の表が掲載されているのですが、数字が現実離れしているので机上の空論に過ぎません。

約30万円もの料金を支払う価値があるとは思えないのが正直なところです。

ミリアカ(Milliaca)を用いての 投資実績を確認できない のも懸念点です。

総括
1) 「月利10%×複利(利益も元本に足して増やす計算)」の強調と、“難しくない”という断定的表現

公式ページには元金10万円を月利10%で複利運用した場合の表が掲載され、「月利10%で…決して難しくない」との文言も見られます。

数字自体は「イメージ」と注記はあるものの、初心者が“達成しやすい目安”と誤解するリスクがあります(相場は常に変動し、月利=1か月あたりの増加率の継続は難易度が高い)。

さらに「経験者や余剰資金が多い方はどんどん狙って」といった、攻めを促す文言も併記されています。

投資の実現可能性を過度に連想させやすい表現として注意が必要です。

2) 価格表示のゆれ:「特別価格298,000円(税込)」と「年額463,800円+入会金33,000円」の二重表記

LP(申し込みページ)では「特別価格:298,000円(税込)」と掲示される一方、コース紹介ページやQ&Aでは年額463,800円(税込)+入会金33,000円、更新や月額プランの案内が並びます。

どの価格が恒常条件なのかが把握しにくく、比較検討が難しいのが実情です。

短期の“特別”訴求であれば通常価格・適用条件・期間を明確化してほしいところです。

3) 返金不可(返品不可)の明記——“合わなくても戻らない”前提

特定商取引法に基づく表示(特商法表記)では、「返金は承っておりません」「入金後のキャンセル不可」と明記されています。

学習商材との相性は受講後でないと判断しづらいため、体験版や無料パートの内容だけで十分に見極める必要があります(事後の軌道修正がしにくい)。

4) 連絡先・所在地・電話番号の記載がページ間で不統一

月額コースの特商法ページでは住所:札幌市中央区…/電話:011-215-1127、一方で別の特商法ページでは住所:札幌市豊平区…/電話:011-600-0866と表記が揺れています。

問い合わせ先の整合性が取れているかは、安全な申込み判断に直結するため、最新かつ統一の窓口が公式に一本化されているかの確認が必要です。

5) 「顧客満足度(2022年調査)」の根拠提示が限定的

LPには「2022年 顧客満足度調査」と画像で示されていますが、サンプル数や調査主体・手法の明記が見当たりません。

満足度表示は調査条件の透明性が重要で、客観性の裏づけが弱いと判断材料になりにくい点は要注意です。

6) 決済導線はインフォトップ(ASP/決済プラットフォーム)——規約や返金条件は各ページで必ず要確認

「今すぐ申し込む」ボタンのリンク先はinfotop.jp(外部決済)です。

アフィリエイト経由の販路では、返金やサポート問い合わせの窓口が複層化しやすいので、申込み前に販売者・決済事業者・サポート窓口の役割分担を確認するのが安全です。

7) 専門用語の“盛り”に要注意(初心者むけ注釈)

ページではCFTe(国際テクニカルアナリスト資格)やプロップトレーダー(企業の自己資金を運用するトレーダー)、pips(為替の値動きの最小単位の目安)などの専門用語が強調されています。

肩書や専門用語の多用=成果の再現性ではありません。

用語に圧倒されず、学べる範囲・自分との適合性で判断しましょう。

 

ここまでお読みいただき感謝いたします。

本記事では『 株式会社TED/ミリアカ事務局/タイチのミリアカ/アチーブメントコース 』の実際の評判や口コミを参考にしつつ、整理、検証いたしました。

投資教育は“期待”よりも“条件”で選ぶ——これが本記事の結論です。

ミリアカの公式ページでは、体系的な学習環境を強く打ち出す一方で、申込判断に必要な「価格・返金・連絡先」情報の整合性に改善余地が見られました。

「月利10%」のイメージ訴求も、初心者には到達容易性の誤解を招きやすいポイントです。

申込み前には、無料コンテンツで実質を体感→特商法表記と規約を読み込み→少額から段階的に、という順序で自分のペースを守ることをおすすめします。

“わからない・腑に落ちない”が1つでも残るなら、すぐ契約しない——これが損失回避(リスク管理)の第一歩です。

管理人 ミャオ

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