「賢者企画・南雲範之/大明司一利のアフィリエイトコンサル」は初心者の味方か?

アフィリエイト

こんにちは、管理人のミャオです。
情報商材(ネット上で販売されるノウハウ教材)を“検証型”で追いかけている当サイトです。

今日は、販売者表記「賢者企画・南雲範之」/講師「大明司一利」としてインフォトップ(ASP=広告主とサイト運営者を仲介するサービス)で販売されている「アフィリエイトコンサル」について、指摘できる問題点を中心に整理します。

公式サイトには月商1,300万円・デイリー67万円といった強い実績アピールや、X(Twitter)アフィリエイト/ブログ/電子書籍/AIなど幅広い指導内容が並びますが、“購入前に注意したい点”を確認していきます。

アフィリエイトとは

成果報酬型のインターネット広告のことです。

Webサイトやブログで商品やサービスを紹介し、訪問者がその紹介を通じて購入や登録などの成果を上げると、紹介者に報酬が支払われる仕組みです。

主なキャッチコピーを抜粋

・実績のあるプロアフィリエイターがマンツーマンでコンサルします!

・王道SEOとXアフィリエイト(Twitterアフィリエイト)を掛け合わせることで可能性はさらに広がります

・わずか2か月間で20万PVのアクセスアップに成功した時の実績をご覧ください

・当サイトのアクセス数が2か月間で月間212,378PVを達成しました

・アフィリエイトをはじめ、あなたに合った内容をご教授いたします!

・ネットビジネスは、いかに仕組み作りをして正しいベクトルの基に継続できるかが成功への鍵になります

「X(Twitter)やブログ、SEO、電子書籍などを組み合わせた“仕組み作り”を、マンツーマン(回数制)で教えるアフィリエイト向け個別コンサル商材」です。

特定商取引法に基づく表記
販売会社
責任者名 賢者企画 南雲範之
所在地 栃木県下都賀郡壬生町幸町1-6-13
電話番号 080-8583-6616
メールアドレス nagumokun_0905@yahoo.co.jp
特定商取引法(特商法)は、インターネット上での取引きなどにおいて、事業者による違法・悪質な勧誘行為などを防止し、購入者の利益を保護することを目的に、事業者の氏名(名称)、住所、連絡先(電話番号)などの重要事項の表記を義務付け、また虚偽・誇大な広告を禁止する法律です。違反行為は、業務改善の指示や、業務停止命令・業務禁止命令の行政処分の対象となるほか、一部は罰則の対象にもなります。表記があれば問題ないというわけではありませんが、表記のない場合は規約違反を犯しているということになります。

現時点で、当該住所・氏名の組み合わせでの“法人としての登録”は見当たらず、個人名義で販売している可能性が高いと判断します。

特商法に記載された所在地を辿ったところ、一軒家が表示されました。

評判・評価

『 賢者企画・南雲範之/大明司一利のアフィリエイトコンサル 』の評判や口コミを調べている方は、「本当に稼げるのか?」「怪しい副業ではないか?」と不安を感じているのではないでしょうか。

ここでは、実際に利用した人のレビューや客観的な評価をもとに、その実態を整理してご紹介します。

「『月商1300万円』という数字は文脈が欠けている。

内訳や期間、費用、再現性の説明がないため、数値だけが独り歩きしている

当然ながら参加者は販売者の劣化版に過ぎないので、発展させない限り、リレーのように繰り返すうちにだんだん稼げなくなります

総括
1.“実績エビデンス”の公開方法が受講者限定で検証困難

公式では画面共有で売上を見せる旨が打ち出されていますが、第三者が外部から独立に検証できる形ではないため、再現性(同じ結果を他の人も出せるか)の判断がつきにくいです。

GRC(検索順位の推移を見るソフト)のスクショも、サイトやキーワードの具体名・期間が限定的で、成果の全体像は読み取りづらい構成です。

2.“口コミ”の信頼性は限定的(選択バイアス)

公式サイトの“お客様の声”は自サイト内の画像集で、掲載基準や未掲載の否定的意見の扱いは不明です。

「個人の感想」と明記されているため、成果保証(一定の結果を約束すること)には当たりません。

第三者ブログにも好意的記述はありますが、広告・紹介文脈や体験談中心である点を踏まえ、事実と評価(主観)を切り分けて読む必要があります。

3.価格・プラン表記の“幅”がある(時期や窓口で変動?)

インフォトップのカテゴリ一覧では19,800〜29,800円帯の表示が確認できます。

一方、別媒体のレビューでは月額3万円等の記載も見られ、どの窓口・時期・内容での価格かが初見ではわかりにくいです。

“総額(入出金のトータル負担)”で比較できるよう、契約前に最新版の金額・回数・期間・追加費用(例:サーバー代・ドメイン代)を文面で確認しておくのが安全です。

4.指導範囲が“広すぎる”ことによる焦点ぼけリスク

X(Twitter)アフィリ、ブログ、AI、電子書籍、デジタル写真集…とテーマが非常に多岐にわたります。

初心者に最適化された“最短コース”の提示がないと、学習コスト(時間・集中力・費用)が分散しがちです。

「自分の現状(時間・予算・PCスキル)で、まず何からやるのが良いか」を、最初の面談時に具体的手順で書面化してもらえるかが重要です。

5.返品・返金の取り扱いが“どの規約に従うか”を要確認

インフォトップでは特定商取引法に基づく表示(特商法ページ)で「返金(返品)について」の記載が必須と案内されています。

表示が無い/不明確な場合、“広告に返品特約が無い通販は受取後8日間は消費者負担で返品可”という一般ルールの説明が行政資料や事業者向けヘルプで示されています(※通信販売自体にはクーリングオフは原則なし。“返品特約の明示が無いと8日以内返品可”の整理)。

実際の適用は商品の約款・表示内容次第なので、購入前に特商法ページの“返品特約・返金条件・手順”を必ず確認しましょう。

6.“回数券”や“サポート期間”など運用条件の読み解きが必要

公式の比較表では回数券制・サポート期間6か月などの文言が見られますが、回数の消化期限、振替可否、課題未達時の延長、途中解約時の清算など、実務で揉めやすいポイントは明文化されているかをチェックしてください。

「どの行動をどれくらいの頻度で」「成果指標は何か」まで合意できると、ミスマッチ防止に役立ちます。

7.“短期でPV激増”の見せ方は、再現条件の確認が不可欠

2か月で約21万PV増という大きな数字は魅力的ですが、サイトの年齢/既存ドメインの評価/記事本数/外部リンク施策/SNS流入比率などの前提で難易度が激変します。

初心者がゼロから同様の伸びを再現できるのか、必要作業量(工数)や期間、想定コストの説明を具体例(サンプル計画表)で提示してもらえるかが判断材料です。

 

ここまでお読みいただき感謝いたします。

「強い実績アピール × 幅広いテーマ対応」という構図は魅力的に映りますが、初心者にとって大事なのは“自分の条件で再現できるか”です。

“個人の感想”と“客観的事実”を分けて読む姿勢が、情報商材ではいちばんの防御力です。

数字の根拠(期間・母数・手順)まで落ちた説明が受けられるなら、前向きに検討の余地ありです。

そこが曖昧なままなら、一度立ち止まる勇気も十分ありです。

どうか安全第一で。

管理人 ミャオ

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